2009年11月2日月曜日

バラの家。






茨城県神栖市の生産者、宮内さん訪問のつづき・・・





上の写真はバラを育てているハウス(つまりバラの家!)の中を写したものです。
発泡スチロールでできたプランターのような鉢にバラが植えられています。





左の写真の左下の方を良く見ると…。
なんと!!茎が横倒しになっています!!
コレ、実はしっかりと立っている収穫用のお花に
栄養を集中させるために!!
わざわざ茎を折っているんです。
では、なぜ切ってしまわないんでしょうか?






それは、折った茎についている葉で光合成をして
養分を作るためなんです!!
なんとうまくできているんでしょうか!!




宮内さんは咲き切るバラに
こだわりを持っておられるようでした。








上の写真のバラは当店に何度も入荷したことがある品種なので、
ご存じの方も多いかもしれません。
巨大輪品種の
「スイートアヴァランチェ」
という淡いピンク色のバラです。



花弁の枚数が多い巨大輪品種というのはなかなか咲き切らないそうですが、
宮内さんのハウスでは巨大輪品種でも大きくなりすぎないうちに出荷をして、
できるだけ咲くバラをという工夫をされているそうです。



今回、生産者の方々の心意気を肌で感じることができたのですから、
わたしたち花屋はその心意気を引き継がねば!
お客様に喜んで頂けるお花をお届けできるよう、日々精進です!!



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